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Posted by naturum at

2014年01月06日

箱根外輪山縦走テント泊 雪のロングトレイルへ

箱根外輪山縦走  2013年12月29日〜30日


あけましておめでとうございます。
スローな山旅blogですが今年も宜しくお願いいたします。


まずは昨年末の山行から。
2013年の年納めは神奈川県を代表するロングトレイルへ。
箱根火山の中心地、神山・駒ヶ岳をぐるりと1周囲むように連なる箱根外輪山を縦走してきました。



箱根町バス停下車  芦ノ湖の南側湖畔から歩き始めます




今回のルートはこんな感じ。
箱根町をスタートし外輪山を時計回りに一周、箱根湯本駅がゴール。

いくつもの峠、連なるピークを越えていき、全長約35km、地図上のコースタイムで約16時間のトレイル。

反時計周りもあるけど、「歩きながら常に富士山が見える最高のコース」と
以前山で出会った方が教えてくれた言葉が忘れられず、迷わず時計回りと決めました。





問題はひとつ。
僕のようなゆっくりと歩くハイカーには、とても一日で歩き通すことができない。
さらにこの縦走路は富士箱根伊豆国立公園内の為、テント指定地もない。
登山者のいなくなった日没後、邪魔にならないようビバークという想定でテントを担いで行きました。
※植生保護や火気使用、ゴミやトイレなどマナーを守り、あくまでも自己責任となります。



登山口は道の駅「箱根峠」の反対側にあります  積雪は10cmほど



樹林帯を抜けると展望が開ける  数日前の積雪で真っ白  遠くには愛鷹連峰が



快晴にテンション上がります



富士山見ながらトレイルスタート!!









芦ノ湖スカイラインと並行して歩いていくため、笹藪の向こうから車の走行音が真横で聞こえてくる。
「山の中に来た」という感覚とは程遠い。

でも逆に言えば、エスケープが数多くある登山道なので、稜線から降りようと思えば、
いつでも日帰り山行へスイッチできるので、緊急時も安心なのかもしれない。








鹿?うさぎ? 何匹かもかわからない



三国山山頂で小休憩 気温はマイナス6度



湖尻峠  一旦道路を渡ってまた登って行く



芦ノ湖を眼下に歩いていきます 遊覧船を眺めたりと飽きません






ザックをほっぽり富士山と対面する登山者  その気持ちわかります



大型船のような明神ヶ岳



大文字焼き 明星ヶ岳  まだまだ遠い



山頂に鉄塔があるので外輪山のなかでも目立つ丸岳



丸岳山頂から 冠岳・神山・駒ヶ岳が常に見えてます



丸岳を過ぎたあたりから、体力をどんどん消耗し、
さらに乙女峠を過ぎたあたりからなかなか歩が進まなくなった。

100m~200mの高低差が連続して続いた為、
気持ちは楽なんだけど、足には大分疲労が溜まってしまったようで。





金時山の最後の登りがしんどい。
ザックが重い、暑い、寒いだのはぁはぁ言いながらの登頂でした。


出発から8時間  ようやく金時山到着  山頂には誰もいない  時刻は既に16時



金時茶屋のドアを開けると、優しさも感じるあたたかい空気に包まれる。

金時娘のおばちゃんに
「もうすぐ16時で閉店よ~これからトイレ掃除するんだから」と声をかけられ、
「じゃ、ビール3本ください」と返す。

ビール担いできたのにさらに追加で買ってしまった。
今日は年納め登山。忘年会気分でもあるのだ。


歴代の登頂記録   僕はまだ3回目




小休憩して金時山を出発。
ここから下山して日帰りで終了することもできるけど、最後まで歩き通すことしか考えていなかった。
この先、行けるところまで進めて2日目の行程を楽にしたい。
そして明るいうちにテントを張ろう。今夜は自由な山旅なんだ。



今日歩いて来た稜線の向こうに日が沈む




日没はあっという間だった。

金時山からのトレイルは矢倉沢峠まで一気に下り、そしてまた登る。
笹薮に挟まれた細い登山道。平坦な場所も無い。
テントを張るのに適当な良い場所がなかなか見つからなかった。

さらに明神ヶ岳までは登りが続くし、これ以上歩いたら体力がもたないな。
そんな時、火打石岳手前でなんとか張れそうな場所をようやく見つけた。



日没後、登山道の脇にテント設営



風も無く、物音一つしない静かな箱根の夜。
マイナス10度の外界から、いつもの家に入ると精神的にホッとした。
夜景が見えるわけでもなく、笹に囲まれてなんか寂しい場所だけど、
テント内でシェラフに包まれるとここは天国のように感じた。

体を温め、キムチ鍋とビールで忘年会。
辛さと蒸気でテント内の温度が一気に上昇。
結露がすごくてタオルで常に拭いていた。

その結露も凍りつき、翌朝にはフライシートもバリバリに凍っていた。
テント内に入れておいた登山靴も脱いだ形のまま凍りついている。


翌朝7時 テントを出ると快晴  金時山と富士山の頭が目の前に









明神岳に向かって 太陽の光があたたかい



振り返ると、歩いて来た稜線が



丹沢稜線 大山



遠くにはスカイツリー



僕らしかいない明神岳の山頂







明星ヶ岳へ向かう。
笹薮のトンネルが続き、中腰の状態で突き進む。


積もった雪の重みで笹が登山道に覆い被さる  こんな道の連続はきつかった




丹沢方面も眺めが良い 雪を抱いた蛭ヶ岳



金時山と富士山  年末に眺めた最高の景色だ



歩きながら色々思い出したなぁ。
今年はあそこへ行った、天気悪かったなぁ、星がきれいだったなぁ、
北岳かっこよかったなぁ、雲ノ平から見た薬師岳へ登ってみたい。などなど。


下山したら出迎えてくれた猫



阿弥陀寺に到着  あとは駅まで林道歩き



午後1時過ぎ。箱根湯本駅到着。
この縦走路のゴールであり、2013年の登山を無事にやり終えたゴールでもある。


2013年はたくさんの山に登らせてもらい、たくさんの道を歩いた。
2014年はどうなることやら。。 自分でもまだわからないので今から楽しみです。  

Posted by teppei at 20:31Comments(4)箱根外輪山縦走