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Posted by naturum at

2013年05月08日

GW 残雪の赤岳へ(硫黄岳〜横岳〜赤岳)2013年5月4日 前編



GWテント泊は残雪の南八ヶ岳へ

4年前の夏に赤岳へ登った時はガスガスで何も見えなかったのが心残り。
今度こそ山頂からの大展望に期待です。

そして、ずっと歩いてみたいと思っていた硫黄岳~横岳~赤岳の稜線。
南八ヶ岳の主脈縦走路。
まさか残雪期に行くとは当時の装備からは考えもしませんでしたけどね・・・。


美濃戸口、赤岳山荘に車を停めて朝5時出発
駐車場からは阿弥陀岳の山頂が見えてました



4年前は南沢から行者小屋へ行きましたが、
今回は北沢コースから赤岳鉱泉でテント設営、ベースキャンプにして空荷で周回する計画です



深呼吸しながらゆっくりと林道歩き



やがて堰堤を越えると登山道になります
久しぶりの重さ 出発当日にスーパーで買いこんだ食材・酒類がその原因!



北沢の水が赤いのは酸化鉄の影響だとか



朝6時過ぎ ようやく嬉しい太陽が出てきた 



逆光の大同心



2時間ほどで赤岳鉱泉到着  アイスキャンディーは閉鎖  融けてきてます



赤岳鉱泉前のテント場 例年より雪が多いらしい 雪上テントだと思ってたけど



偶然にも土の上に場所を確保できました 背後も樹林でなかなか良い場所でした



八ケ岳は植物保護の観点と稜線は強風の為、テント場は限られている。
稜線の硫黄岳山荘、赤岳展望荘、赤岳頂上小屋はテント禁止。
南八ヶ岳でテントOKなのは、赤岳鉱泉、行者小屋、本沢温泉、オーレン小屋、キレット小屋、青年小屋。

ここ赤岳鉱泉は1人につき1泊1000円。小屋の水場使い放題、トイレの管理費込みでこの金額だそうで。
どちらにしても山小屋の数が多いのはとても安心だ。


簡単な朝食後、テント内に荷物を置いて必要最低限をサブザックに詰めて出発です。
一眼レフは迷わず置いて行く事に。というか今回は持って来てないのだ。
例年より多い雪に加え、稜線は岩と雪のMIX、風も強いと言うのでぶらぶらと吊り下げているカメラが
原因で足を滑らせて滑落したらアウト〜!! 経験の浅い僕にはコンデジのみで安全を優先にしました。



8:30 赤岳鉱泉の裏手から登り始め、樹林帯の急登で標高を稼いで行く



樹林帯を抜け森林限界に出た  阿弥陀岳を背に



斜面を一歩づつ慎重に  赤岳もはっきり見えてきました



9:50  出発して1時間20分  赤岩の頭到着



本日歩く稜線が目の前に



横岳西壁  山頂の奥ノ院はあそこか〜



そして硫黄岳



赤岩の頭は今回のコースでも絶景ポイント 



これから始まる稜線歩きが楽しみ 期待の裏には不安も少々



北側には天狗岳



硫黄岳へ向けて出発 だんだん風が強くなってきた



あっという間に硫黄岳山頂間近  風がかなり強いです



10:30 山頂到着  登山者が多かったけど、ほとんどがここで折り返す人達でした



硫黄岳山頂からの赤岳



強風であまり近づけなかったけど、なんとか爆裂火口を撮影
過去にここから滑落した人もいますしね



いよいよ稜線がはじまります。
いきなりの強風続きで写真を撮る余裕なし。。
硫黄岳山荘まで頑張って歩き続けます。


時が止まったかのような硫黄岳山荘で休憩 癒されました 学校の机!?



硫黄岳山荘は休憩が無料でした。
例年は雪かきだけで暇っすよ〜、今年はコーヒーがよく出ますねっ!
と小屋の方も大変気さくなお兄さん。縦走の時にまたきてくださ〜いと言われました。
貸切で休憩させてくれたお礼も込めて硫黄岳のバッチを購入。


山荘出発後、横岳山頂 奥ノ院が見えて来ました



前方に山頂へ向かう登山者
硫黄岳を過ぎてから極端に登山者が減りました



山頂手前の斜面  あそこは滑って転がったらやばそう



南アルプスもよく見えていた 甲斐駒 仙丈ヶ岳
足下ばかりみてしまうけど、時々遠くを見渡すと常に絶景なんだね



登山道はこんな感じ  幅は多少あるけど、右側に落ちたら崖真っ逆さま



大同心のトップ 迫力ありました



横岳山頂へ最後の登り



11:40 横岳山頂の奥ノ院到着 八ケ岳で2番目に高い場所です



歩いてきた道を振り返る



そしてここから眺める赤岳と阿弥陀岳の2トップ



赤岳〜横岳〜硫黄岳の逆コースも考えたけど
ずっと赤岳を眺めながら山頂目指して行く稜線歩きがしたかった。

風が止んだ。あたたかい。行けるぞ。

ほとんど写真を撮る余裕がなかった後編に続きます


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Posted by teppei at 20:17Comments(2)硫黄岳・横岳