2014年カレンダーに掲載されました
とある2014年のカレンダー。
仕事関係の繋がりからお話しを頂き、
依頼された丹沢の写真を提出したところ、3枚も採用して頂き、
しかも表紙まで飾ってしまいました。
印刷・製本も無事終了し、完成品が数冊手元に届きました。
非売品ですが、発行部数は1600冊。
神奈川県を中心とした様々な団体に配布されるそうです。
表紙 西丹沢からの富士
1月 大倉尾根からの秦野市街 相模湾〜伊豆大島
4月 新緑のオオバイケイソウの群落と木道
短文ながら写真の説明も寄稿させて頂きました。
僕は決して写真がうまいとか技術的に長けているとかすんげーレンズ使っているとか
全くありません。
この日、この天候で、一瞬の雲、見えた展望を普通に撮っただけです。
だから写真を撮らせてくれた山や天気のお陰だと思っています。
写真家の石川直樹さんが、
「写真は時間が経過すると別の意味を持ち始める」
という事ををインタビューで言っていました。
(人類学・民族学の視点でいう記録写真の意味合いでしたが)
自分が何気なく撮った1枚の写真が、まさかカレンダーの表紙になるとは思いもしませんでしたし、
数年後、数十年後にはまた何か別の意味を持ち始め誰かに伝わればいいなと思います。
印刷物として手元に来た瞬間は、生まれたての作品をみるようで
とても嬉しいものでした。
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