2011年08月12日
SILVAコンパス No.3R ベースプレートコンパスを学ぶ
山登りで絶対必須な「地図」と「コンパス」
最近になって、ようやくベースプレートコンパスを購入しました。
(前々から買おうと思っていたのになかなか買わなかった)
今までの山行で使っていたのは、
「山と高原地図」と「普通のコンパス」(スントの温度計付きのやつ)
でした。
人気の山では、登山道、踏み跡は明瞭で迷うことは少ないかもしれない。
道標も各所に設けられている。
冬期以外の晴天であれば、地図読みとオリエンテーリングの技術をそこまで問われないのが現状だ。
しかしそれでは、現在地や進むべき方向を「他人や看板に頼っている」
ことになってしまう。
広い稜線やガス(濃霧)の時に迷ってからではもう遅い。
まだまだ初心者の自分には、
今後の山行で起こりうる「道迷い」→「体力低下」→「日没」→「遭難」という
最悪パターンを防ぐ為に、ここでしっかり勉強して実践で練習しとこうと思った。
進むべき方向を正確に教えてくれる心強い道具 SILVA シルバコンパス No.3R (Rはレンジャーの意味だそうです)
両サイドの目盛りは地図上で実際の距離(km)を一発で計れる
今まで「遭難」の経験は無いけど、
二股(沢の出会い)などで進行方向を見失ったり、
「ん!?この尾根はどっちに降りる?」
なんて経験は何度かあった。
いつも木に縛っている赤やピンクのヒモ(道しるべ)に頼りすぎていた。
基本的な地図読みと、ベースプレートコンパスの技術があれば、
こんな時に迷う事はおそらく無い。
まず、2万5000分の1の地図に「磁北線」を引かなければならない なんか楽しいね〜
主な使用方法は4つ
●進むべき方向に体をむける
●地形図にある尾根や沢の方角から現在地を確認する
●山座同定(目標物を特定する)
●現在地を導きだす(クロスベアリング)
「現在地」と「目的地」をコンパスの左辺で結び、磁北線に回転盤矢印を平行に合わせ、
さらに磁針を合わせるとその方角に体が向く
これがなかなか理解できなかったけど、参考書を何度も読んでやっとわかった。
(この写真はまだ磁北線引いてません 地図にコンパスを置いただけです笑)
自宅で出番を待つ デザインもナイス◎ ひもは好みのものに替えました
非常に分かりやすい参考書でした
南アルプス 仙丈小屋から 整置と山座同定を少し練習 見事に山々の位置と名前がわかった
SILVA社(シルバ)は北欧スウェーデンの会社。
取り扱い説明書にはこう書いてありました。
パリ サンフランシスコ シドニー
香港 札幌 東京 福岡
都市でも山野でも
庭のように歩けます
練習あるのみだ。
Posted by teppei at 09:52│Comments(0)
│●山道具
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